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 教授ごあいさつ 

小林 博也

 Hiroya Kobayashi

資格・専門医

 平成14年

  死体解剖資格

 平成18年

  日本病理学会認定病理専門医

 平成19年

  日本臨床細胞学認定細胞診専門医

 

所属学会

 日本癌免疫学会会員

 日本病理学会学術評議員 

 日本癌学会会員

 日本臨床細胞学会会員

 

受賞歴

 平成22年

   日本病理学会学術研究賞

 2011年7月より、前任の立野正敏先生からバトンを受け取り教室を主宰しております。

 

 2011年は、東日本大震災が起こった年で、この時から東北の復興や原発の後処理など、人類がいまだ経験をした事の無い超難題を解決せざるを得ない宿命を背負った、衝撃的な年でありました。私も、教室を任された事に畏敬の念を持って、真摯に学問の追究に邁進したいと考えております。

 

 医科大学の使命として、教育、研究、診療がありますが、私どもは小さな講座医局ですので、敢えて大胆に優先順位を決めて遂行していきたいと考えています。それは、

良質な研究の推進と、結果としての論文の発表を絶え間なく行う

関連病院とのきめ細かい連携のもとで、優秀な病理専門医を育成する

です。

 

 大学は新しい知見や技術を産み出すところです。それは、研究者本人の夢の実現と社会への貢献です。現実社会では、Pubmed上などにどれだけ教室から論文が出されているのか、絶えず世間からチェックされることになります。若い先生方と共に、現場主義で研究を実践して、良質な論文を出し続けて行きたいと思います。

 

 病理専門医の育成も重要です。将来的に病理医、病理研究者として入局を希望される先生に、十分満足できるような環境(研究面、診断教育面)を整備して、持てる力を思う存分発揮して頂きたいと考えています。

 

 私どもの講座医局は開講以来、常にオープンで自由な発想を尊ぶ環境です。興味のある学生さん、研究者、医師の方がいらっしゃいましたら、気軽に訪問して下さい。

 

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