国立大学法人 旭川医科大学 病理学講座 免疫病理分野
Division of Immunology and Experimental medicine, Department of Pathology, Asahikawa Medical University
業績 - 2020年 -
<原著論文>
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Ohara M, Ohara K, Kumai T, Ohkuri T, Nagato T, Hirata-Nozaki Y, Kosaka A, Nagata M, Hayashi R, Harabuchi S, Yajima Y, Oikawa K, Harabuchi Y, Sumi Y, Furukawa H, Kobayashi H. Phosphorylated vimentin as an immunotherapeutic target against metastatic colorectal cancer. Cancer Immunol Immunother. 2020:69(6):989-999.
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Hayashi R, Nagato T, Kumai T, Ohara K, Ohara M, Ohkuri T, Hirata-Nozaki Y, Harabuchi S, Kosaka A, Nagata M, Yajima Y, Yasuda S, Oikawa K, Kono M, Kishibe K, Takahara M, Katada A, Hayashi T, Celis E, Harabuchi Y, Kobayashi H. Expression of placenta-specific 1 and its potential for eliciting anti-tumor helper T-cell responses in head and neck squamous cell carcinoma. Oncoimmunology. In press.
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Nagato T, Takahara M, Harabuchi Y. Ulcerated Lesions of the Midline Gingiva and Soft Palate. Am J Med Sci. 2020:360(1):77.
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Yoshida Y, Nagamori T, Ishibazawa E, Kobayashi H, Kure T, Sakai H, Takahashi D, Fujihara M, Azuma H. Contribution of long-chain fatty acid to induction of myeloid-derived suppressor cell (MDSC)-like cells - induction of MDSC by lipid vesicles (liposome). Immunopharmacol Immunotoxicol. 2020:42(6):614-624.
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Okazaki S, Sasaki T, Yasuda S, Abe M, Yoshida N, Yoshida R, Ishibashi K, Minami Y, Okumura S, Chiba S, Takei H, Hayashi R, Nagato T, Kobayashi H, Sugitani A, Ono Y, Mizukami Y, Kitada M, Ohsaki Y. The feasibility of circulating tumor DNA analysis as a marker of recurrence in triple-negative breast cancer. Oncol Lett. In press.
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Hirai N, Oikawa K, Tanino M, Ohsaki Y. A 47-Year-Old Woman With Pulmonary Nodules and Facial Hemispasms. Chest. 2020:158(4):e197-e204.
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保立裕史、長門利純、岸部 幹、高原 幹、片田彰博、林 達哉、原渕保明.両側口蓋扁桃肥大を契機に発見された急性白血病例.耳鼻臨床.2020:113(4):251-255.
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河野通久、石田芳也、和田哲治、熊井琢美、長門利純、片岡俊朗、加藤生真、西原弘治、小林博也、原渕保明.融合遺伝子ETV6-Xを認めた顎下腺分泌癌例.耳鼻臨床.2020:113(12):787-792.
<特許申請>
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大栗敬幸、小坂 朱、小林博也.がん抗原ペプチド.各国移行、出願国:日本、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、中国、韓国、マレーシア、インド、タイ、シンガポール、メキシコ(計14カ国).
<学会発表>
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大栗敬幸、小坂 朱、矢島優己、原渕翔平、永田真莉乃、林 隆介、長門利純、及川賢輔、小林博也.がんのエピジェネティック変異を標的としたがん免疫治療法の確立.第109回 日本病理学会総会 2020.7.1-31.WEB開催.
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大栗敬幸、小坂 朱、石橋 佳、長門利純、原渕翔平、永田真莉乃、林 隆介、矢島優己、及川賢輔、小林博也.腫瘍内へのcGAMPと抗CD47抗体の同時投与は腫瘍内マクロファージの活性化を介して抗腫瘍免疫を増強する.第24回 日本がん免疫学会総会 2020.10.7-30. WEB開催.
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長門利純、及川賢輔、永田真莉乃、大内知之、片岡俊朗、加藤生真、西原弘治、佐藤啓介、大栗敬幸、小林博也.唾液腺分泌癌の3例.第109回 日本病理学会総会 2020.7.1-31.WEB開催.
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長門利純、林 隆介、原渕翔平、永田真莉乃、矢島優己、小坂 朱、大栗敬幸、野﨑 結、大原賢三、熊井琢美、岸部 幹、高原 幹、及川賢輔、原渕保明、小林博也.上咽頭癌におけるCD70およびCD27の発現解析.第24回 日本がん免疫学会総会 2020.10.7-30. WEB開催.
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長門利純、林 隆介、永田真莉乃、矢島優己、安田俊輔、小坂 朱、大栗敬幸、及川賢輔、原渕保明、小林博也.上咽頭癌におけるCD70およびCD27の発現解析.第53回 北海道病理談話会 2020.10.10.WEB開催.
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小坂 朱、大栗敬幸、永田真莉乃、原渕翔平、林 隆介、矢島優己、長門利純、及川賢輔、小林博也.抗腫瘍免疫応答におけるIRF3の役割について.第109回 日本病理学会総会 2020.7.1-31.WEB開催.
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永田真莉乃、大栗敬幸、小坂朱、矢島優己、原渕翔平、林隆介、長門利純、及川賢輔、小林博也.STINGの活性化に伴う好中球の腫瘍内浸潤は抗腫瘍免疫応答を促進させる.第109回 日本病理学会総会 2020.7.1-31.WEB開催.
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永田真莉乃、大栗敬幸、小坂朱、矢島優己、原渕翔平、林隆介、長門利純、及川賢輔、小林博也.腫瘍組織内のSTING刺激でCXCR2依存的に腫瘍内浸潤する好中球はI型IFNにより活性化され抗腫瘍免疫応答を作動させる.第24回 日本がん免疫学会総会 2020.10.7-30. WEB開催.
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永田真莉乃、大栗敬幸、小坂朱、矢島優己、原渕翔平、林隆介、長門利純、及川賢輔、小林博也.腫瘍組織内のSTING活性化により腫瘍内に浸潤する好中球は抗腫瘍免疫応答を促進する.第53回 北海道病理談話会 2020.10.10.WEB開催.
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大原賢三、熊井琢美、長門利純、林 隆介、矢島優己、大栗敬幸、小林博也.第24回 日本がん免疫学会総会 2020.10.7-30. WEB開催.
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林 隆介、長門利純、熊井琢美、永田真莉乃、原渕翔平、矢島優己、小坂 朱、大栗敬幸、及川賢輔、岸部 幹、高原 幹、原渕保明、小林博也.Placenta-specific protein 1特異的T細胞の誘導とその抗腫瘍効果の検討.第46回 北海道頭頸部腫瘍研究会 2020.2.15.札幌.
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林 隆介、長門利純、熊井琢美、永田真莉乃、原渕翔平、矢島優己、小坂 朱、大栗敬幸、及川賢輔、原渕保明、小林博也.Placenta-specific protein 1特異的T細胞の誘導とその抗腫瘍効果の検討.第109回 日本病理学会総会 2020.7.1-31.WEB開催.
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林 隆介、長門利純、熊井琢美、河野通久、岸部 幹、高原 幹、片田彰博、林 達哉、小林博也、原渕保明.頭頸部扁平上皮癌におけるPLAC1の発現とPLAC1特異的T細胞による抗腫瘍効果の検討.第44回 日本頭頸部癌学会 2020.7.17-27.WEB開催.
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林 隆介、長門利純、原渕翔平、熊井琢美、岸部 幹、高原 幹、小林博也、原渕保明.頭頸部悪性腫瘍におけるCD74とMIFの発現.第38回 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会 2020.9.15-16.横浜.10.1-7.WEB開催.
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林 隆介、長門利純、熊井琢美、永田真莉乃、安田俊輔、矢島優己、小坂 朱、大栗敬幸、及川賢輔、原渕保明、小林博也.第53回 北海道病理談話会 2020.10.10.WEB開催.
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矢島優己、大栗敬幸、小坂 朱、原渕翔平、永田真莉乃、林 隆介、長門利純、及川賢輔、竹川政範、小林博也.扁平上皮癌に対するレンバチニブと免疫治療の併用による治療効果を検討し、口腔癌治療への応用を考える.第109回 日本病理学会総会 2020.7.1-31.WEB開催.
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矢島優己、大栗敬幸、小坂 朱、原渕翔平、永田真莉乃、林 隆介、長門利純、熊井琢美、及川賢輔、竹川政範、小林博也.マウス扁平上皮癌に対するレンバチニブと免疫チェックポイント阻害薬の併用治療は腫瘍増殖効果を示す.第24回 日本がん免疫学会総会 2020.10.7-30. WEB開催.
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矢島優己、大栗敬幸、小坂 朱、林 隆介、永田真莉乃、安田俊輔、長門利純、及川賢輔、竹川政範、小林博也.マウス扁平上皮癌に対するレンバチニブ及び免疫チェックポイント阻害薬の治療効果の検討.第53回 北海道病理談話会 2020.10.10.WEB開催.
<シンポジウム>
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大栗敬幸、小坂朱、石橋佳、長門利純、小林博也.マクロファージのSTING依存的腫瘍内浸潤による抗腫瘍免疫応答の増強効果.第93回 日本生化学会大会 2020.9.14-16.WEB開催.
<研究助成>
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小林博也(研究代表者).上皮間葉転換関連分子を標的とする次世代型癌免疫療法の確立へ向けた基盤研究.2019-21年度.日本学術振興会 基盤研究(C).
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大栗敬幸(研究代表者).がんの免疫逃避機構を利用したがん免疫治療法の確立に向けた基盤研究.2020-22年度.日本学術振興会 基盤研究(C).
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大栗敬幸(研究代表者).がんのエピジェネティック変異を標的としたがん免疫治療法の開発.2020年度.AMED革新的医療技術創出拠点プロジェクト「橋渡し研究戦略的推進プログラム」シーズA.
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長門利純(研究代表者).頭頸部癌に対するCD70を標的とした新規治療法の開発.2018-20年度.日本学術振興会 基盤研究(C).
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小坂 朱(研究代表者).腫瘍微小免疫抑制環境下におけるI型IFN誘導『責任分子』の探索と免疫療法への応用.2018-20年度.日本学術振興会 基盤研究(C).
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林 隆介(研究代表者).分子標的薬抵抗性の甲状腺癌に対する新規治療の開発.2019-20年度.日本学術振興会 若手研究.
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矢島優己(研究代表者).免疫学的側面から立案するレンバチニブを用いた新規口腔扁平上皮癌治療法の開発研究.2020-21年度.日本学術振興会 若手研究.
<その他>
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大栗敬幸、小坂 朱、小林博也.特許実施許諾契約(ライセンス契約)の締結.対象企業:(株)テラ.対象特許:がん抗原ペプチド.内容:「がん抗原ペプチド」の特許出願費用を支払うことを条件に、樹状細胞療法へのがん抗原ペプチドの独占的利用を認める.
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林 隆介.頭頸部扁平上皮癌におけるPLAC1の発現とPLAC1特異的CD4陽性ヘルパーT細胞による抗腫瘍効果の検討.北耳報.2020:155:1-6.